Twitterで話題!あの”おじいちゃんの方眼ノート”に音楽罫が登場♪







みなさん、こんにちはー!
Life Paletteのいつきです。

今回ご紹介するのは、2016年の大ヒット商品、
“おじいちゃんのノート”の新商品をご紹介します!

“おじいちゃんのノート”誕生物語

2016年に一大旋風を巻き起こした“おじいちゃんのノート”
このノートの大ブレイクに至るまでの物語は、
もう多くの方がご存知ではないでしょうか。
だけど、知らない方々の為に軽くおさらいをしておきましょうね。

生まれは小さな印刷会社さん

東京都北区にある中村印刷所
昭和13年(1938年)創業の79年の歴史を持つ、
老舗の印刷所さんです。

このノートの生みの親はこの印刷所の社長と、
元々製本業をされていた社員の方のお二人。
2年の歳月を費やして開発されたこのノートは、
今までのノートと違い、水平にピタッと開くという特徴がありました。
“ナカプリバイン”と名付けられたこのノートは、
2014年10月に発売され、その製法に関しては特許を申請します。

そして2015年には、東京都の“トライアル発注認定制度”にも選ばれました。
“トライアル発注認定制度”というのはこんな制度。

都内中小企業の新規性の高い優れた新商品及び新役務(サービス)の普及を支援するため、東京都が新商品等を認定してPR等を行うとともに、その一部を試験的に購入し評価する制度です。
参照元:東京都産業労働局 東京都トライアル発注認定制度

商品の品質の良さはお墨付きだった訳ですね。

『使ってもらえれば、良さがわかってもらえる』

商品は素晴らしいのに売れない。
“ナカプリバイン”も他の多くの良い商品と同じように、
この大きな壁にぶつかります。
一時期は数千冊以上の在庫が積みあがったそうです。

「使ってもらえば、良さがわかってもらえる」
その思いから新年の挨拶にきていた専門学生のお孫さんに、
社員さんがこのノートを手渡します。
ここから大きく運命が転換します。

Twitterで3万リツイート!製造が追いつかない大ヒットへ

「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。
 Twitterの力を借りる

2016年1月1日につぶやかれたこのツイートは、3万回以上リツイートされます。
問い合わせも殺到し、通販サイトではまたたく間に商品が品切れ。
空前の大ヒット商品となりました。
商品自体の人気もさることながら、
この大ヒットまでの道のり自体も大きく話題になりました。
様々なメディアにも取り上げられたので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
この物語から“ナカブリバイン”は、
通称“おじいちゃんのノート”と呼ばれるようになりました。
twitterで話題になった商品といえば、
消しゴムのピュアスリムもそうでした。
SNSの力恐るべし!

おじいちゃんのノートに音楽罫バージョンが登場!

そんなおじいちゃんのノートに新しい商品が発売されていました。
その商品とはコチラです!

おじいちゃんのノート 音楽罫

定価:不明(オープン価格?)
サイズ:A4
罫線:音楽罫
メーカー:有限会社パース

created by Rinker
中村印刷所×PERS
¥1,296 (2020/02/08 00:27:40時点 Amazon調べ-詳細)

2017年の1月に発売されたこの商品。
大阪の雑貨・文房具の問屋と中村印刷所のコラボ商品の様です。
たまたま関西在住の友人が見かけて教えてくれたので、ゲットしてみました。
公式サイトからAmazonの販売ページへリンクがありますので、
よかったら見てみてくださいね。

さて、このおじいちゃんのノートはご紹介した通り音楽罫です。
いわゆる“五線譜”が印刷されています。

曲名が書ける用に、タイトル欄もありますね。
右下にはちゃんとページ数が書ける様にもなっています。

お姉さん
でもなんでわざわざ需要の少ない音楽罫なんかにしたのかな?

……なんて思ってる方、いらっしゃいませんか?
おじいちゃんのノートと音楽罫って、実は相性ピッタリなんですよ!

おじいちゃんのノートの一番の売り、“水平開き”とは?

このおじいちゃんのノートの特徴といえば、ノートが水平に開くところですよね。

ちなみに以前にご紹介したショウワノートの稀勢の里ノート。

こちらのノートと比べてみると……

ほら、一目瞭然ですよね。
ちなみに両者共に一度ぐいっと開くという作業はしています。
でもおじいちゃんのノートは、ただ置いて少し押したぐらい。
稀勢の里ノートの方は、これぐらい反り返らせました(笑)。

それでもこの違い!
流石に話題になるだけありますね。
ちなみにこの両者はそもそもノートの綴じ方が違います。
稀勢の里ノートの方は、いわゆる“糸綴じ製本”
紙を糸で縫い付ける製本方法ですね。

一方のおじいちゃんのノートは“無線綴じ製本”
接着剤で背を固めて製本する方法ですね。
だからほら、ノートの真ん中の所には糸がありません。

背の部分を見ればさらによくわかります。
稀勢の里ノートはこんな感じ。

背がこの状態ですでにまぁるくなっていますよね。
一方のおじいちゃんのノートはこんな感じ。

ピタっとまっすぐになっています。
紙をまっすぐに揃えて糊をつけて、背を貼り付ける。
この作業を中村印刷所では手で職人さんがやっているそうですよ。
出来なくて挫折する人がいるぐらい、難しい作業なんだそうです。

音楽罫の為におじいちゃんのノートは開発された?ぐらい相性抜群!

じゃあこの水平開きが音楽ノートにどう適しているのか。
理由はもちろん、ページが戻らずしっかり開いてくれるから。

音楽をされている方はわかると思いますが、
楽譜って演奏をしながら合間でさっとめくる。
だからページが戻らない様に手で押さえて折り目を付ける
……なんて時間の余裕はまったくない。
その点、このおじいちゃんのノートはしっかり開いて、
ページが戻る心配はありません。
これって演奏する側からすると、本当に便利です。

ちなみに、元々のおじいちゃんの“方眼”ノートは、
図面を書く建築・設計事務所さんなんかがよく使っているそうです。
ノート見開きを1枚の紙として使っているんですね。
そしてこの音楽ノートも左右のページの五線譜が繋がっています

だから両方のページを合わせて1枚の楽譜として使えます!
・・・使えるけど、多分普通は使わない(笑)
楽譜ってページ内を縦に移動して、終わったら次のページに移ります。
私もちょっと音楽カジっているので、
そういう目の動きのクセがついてしまっている。
だから多分、両ページを1枚として使うっていうメリットはないかな。

しかし、この音楽罫のノートのさらに良い点が1つ。
それは綺麗にコピーが取れる所
私はちょっと音楽かじってますっていうレベルなので、
楽譜は読めませんし書けません。
だから音楽が得意な友達に楽譜を書いてもらいます。
そしたら、それをバンドのメンバーでコピーして共有する。
その時にこれだけしっかり開くノートだと、
本当にキレイにコピーが取れる!

この点は本当に音楽罫と水平開きノートの抜群の組み合わせとして、
かなり評価が高い部分ですね。

まとめ:音楽ノートと水平開きはめちゃめちゃおすすめ!

今回ご紹介した、おじいちゃんのノート。
無線綴じの水平開きが特徴なわけですが、
実は今までにそんなノートがなかったわけではありません

というよりも、無線綴じのノートって実は他にも結構あります。
だけどこのおじいちゃんのノートはヒットに繋がるまでの物語が、
やはり大変ドラマチックだったのでここまで人気になったのでしょうね。

とはいえ、上記でもご紹介した通り音楽ノートとしては本当にオススメです。
特にしっかり音楽をやられている方には、心からオススメします。
楽団で練習されている方なんかは、練習の最中に書き込みをする必要もある。
そんな時にも、ピタッと水平に開くこのノートはピッタリだと思います。
ぜひ、一度使ってみてそのスゴさを体験してみてください。

それでは、また次回!
健康と共にあらんことを。






スポンサードリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です