中島重久堂の鉛筆削り「TSUNAGO」は短い鉛筆も、そして日本と世界もつなぐ!?




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名前:MT
業界経験:約10年
性格:完璧主義
好きな文具:ボールペン(三菱鉛筆 ジェットストリーム)
本人から一言:いい情報発信とみなさんの文具への疑問を解決します!
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みなさん、こんにちは~。
SteacaのMTです。

今回はメディアでもなにかと話題の、
中島重久堂の鉛筆削り器“TSUNAGO”のご紹介です!

大阪の老舗オンリーワン鉛筆削りメーカー 中島重久堂

中島重久堂は大阪にある創業84年の歴史ある会社で、
日本で唯一プラスチック製鉛筆削り器だけを作る専門のメーカーです。

『Made in Japan』にこだわり、ほぼ全ての部品を自社で製造しています。
特に刃に関しては、実際に指先で触った感覚から微調整を行っていて、
もっと鉛筆を削りやすく、日本刀の様な切れ味を追求しています。
うん、とっても職人気質の鉛筆削り器メーカーなんですね。

詳しい説明はこちら。

そんな中島重久堂から発売されいている、鉛筆削り器“TSUNAGO”
自分たちの子供や孫に恥じることのない商品を作りたい
という思いから作られた商品なのだそうです。
どんな商品なのか、さっそくご紹介しましょう!

ちびた鉛筆 『すてないで、つないで つかおう』

使い続けて短くなった鉛筆ってみなさんどうされていますか?
補助軸に入れて最後まで使う……という方は恐らく少数派で、
大抵の方はそのまま捨ててしまうのではないでしょうか。

そんな短くなった鉛筆を、
すてないで つないで つかおう
というコンセプトで作られたのがこの“TSUNAGO”です!

TSUNAGO×東京ハンズ 想いをつなげるギフトセット

・定価:2,900円
・内容:鉛筆削り TSUNAGO(東急ハンズ限定カラー)×1個
削り具合が調節できる小さな鉛筆削り器(東急ハンズ限定カラー)×1個
ひのきえんぴつ ×6本

今回ご紹介するのは東急ハンズとコラボしている、
限定カラーのTSUNAGOです。
通常はフタの色は黒いのですが限定カラーは、
ハンズのコーポレートカラーであるグリーンです。

同梱されているひのきのえんぴつはハンズのグループ会社、
東急不動産ホールディングスグループが保全する森の木で作られています。
森林の成長途中で木々が密集すると、育ちにくいので間引きを行う。
その“間伐”の過程で出る端材、間伐材が原材料です。

それでは、さっそく短くなった鉛筆をつなげてみましょう!

つなげるには3つの削る過程があります。
まずは短くなった鉛筆のお尻をこの①の穴に入れます

ゴリゴリっと削ると、こんな風に鉛筆のお尻に穴が空きます。

次はフタを回して②の穴の位置に合わせます。

もう一本の鉛筆の、今度は頭を②の穴に入れてまた削ります

するとこんな感じに仕上がります。

さらにこっちの鉛筆にはもう一段階、仕上げの作業があります。
またフタを回して今度は③の穴の位置に合わせます。

少し荒かった先端を③の穴で整える最後の削りを行います。

綺麗に仕上がりました!
では組み合わせてみましょう。

穴の方に木工用のボンドを入れて2本の鉛筆をつなげて、
乾かせば完成です。

ピッタリと繋がりましたね!

実は前もって色々読んでいたところ、
この作業かなり大変だって書いてありました。
なので心してとりかかったのですが、
意外と簡単にできました。
15分ぐらいで出来たかな?

最初お尻に穴を空ける作業で、この赤いラインの所まで

穴を空けなきゃいけないのが少し大変かな。
小学生が自分1人で作業するっていうのは、
ちょっと難しいかもしれませんね。

でもこの『少し大変』っていうのが大事なのだと思います。
環境を守る為にやらなければならない事は、
簡単なことばかりではありません。
鉛筆だって捨てちゃう方が楽チンですしね。
大変だけどやらなきゃいけない。
短い鉛筆を『つなぎ』、さらに環境保全への思いも文字通り『つなぐ』
この商品はその為にある様に思います。

詳しい使い方はこちら。

国内のシェア率は80%!?ウチの鉛筆削りを見てみよう!

先にも書きましたが中島重久堂は、
プラスチック製鉛筆削り器だけを作る専門のメーカーです。
なんと国内で作られるプラスチック製鉛筆削り器の、
約80%は中島重久堂で作られているんです。

お兄さん
でも今までそんな名前のメーカー聞いたことがないけどなー…

それもそのはず、こちらの中島重久堂は色んなメーカーの削り器を
OEM(委託製造)で作成するのがメインだからです。
試しにちょっと家にある削り器を見てみましょう。

こちらは以前この記事でご紹介しました、

小学校入学で準備すべきプロおすすめの文房具①〜鉛筆編〜

2017.02.04

くもんのこどもえんぴつけずりです。
さっそく中を覗いてみましょう。

“JAPAN NJK”の刻印が見えますよね?
中島(N)重(J)久(K)堂。
この刻印が中島重久堂製の鉛筆削り器である証明です。

ちなみに、MTの奥さんがアイブロウペンシルを削る時に使っている
鉛筆削り器も見せてもらいました。

トンボ製の鉛筆削りですね。
奥さんが中学生の時に買ったという事で、
結構年季が入っていますね。

ちょっと見えにくいけれど、こっちにもちゃんと“NJK”の刻印が!

ウチにあった削り器が2つともNJKブランド。
うーん、シェア率80%はダテじゃないですね。

国内のみならず世界で評価されるNJKブランド

国内で圧倒的な支持率を得ている中島重久堂ですが、
国外でも大変高く評価されいるんです。

中小企業等の国際ビジネス展開の支援等を行っている日本貿易振興機構(ジェトロ)
こちらの支援の元で中島重久堂はヨーロッパ最大級のインテリア・デザイン見本市、
「メゾン・エ・オブジェ」にも日本製品輸出促進企業の一つとして出展しています。
フランスで開催されているこの「メゾン・エ・オブジェ」は、
メゾン(家)を中心とするインテリアとデザインの
最新トレンドを世界に発信する見本市です。
来場者の半数近くがフランス国外からであり、
欧州を中心とした様々な国の人たちが訪れます。

この見本市でも高く評価された中島重久堂の商品は、
欧米の文房具のセレクトショップや老舗の画材屋などでも販売されています。
また欧米の某有名化粧品会社でも中島重久堂の削り器は
アイブロウ用の削り器としてを採用されているそうです。
さらにニューヨーク現代美術館(MoMA)では絵画のレプリカと並んで、
お土産として販売されているほどです!
文具という枠を飛び越えて、
1つの美術品・工芸品としても世界で評価されているんですね。

まとめ:世界に誇れる日本の文具代表選手

“世界一素晴らしい日本の文具”をもっと広めたいという思いで、
私達はこのSteacaを始めました。
今回この中島重久堂を取り上げるにあたり、
色々と調べていく中でその取り組みに感銘を受けました。
超有名文具メーカーではなく、
(失礼ながら)大阪の小さな文具製造メーカーが世界に羽ばたいている。
これは本当に素晴らしい事であるし、
文具に関わる人間としては頭が上がりません。
工場まで行って感謝の言葉を伝えたいぐらいです!いや、ホントに!

最近メディアに取り上げられることが多い文具ですが文具店の数は減る一方です。
最盛期に比べれば今はもう3分の1程度になってしまいました。
決して安心できる様な状況ではないこの文具業界で、
中島重久堂の様なメーカーが評価されることはとても重要だと思います。
みなさんもぜひ手に取って頂いて日本の文具を後世へ
そして世界へと『つなぐ』一員になって頂ければと思います。

中島重久堂さん、これからもぜひ頑張って下さい!

それでは、また次回。
健康と共にあらんことを。

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