みなさん、こんにちは~。
Life Paletteのいつきです。
11月に入り徐々に寒くなってきましたね。
もうすぐ2017年も終わりという事で、
今回は2017年下半期に話題になった文具を紹介いたします。
ちなみに6月に2017年上半期の人気文房具特集と、
おすすめシャーペンの記事を書きました。
両方の記事でトップは、
ぺんてるのオレンズネロ!
人気・話題の大きさ共に、
2017年の主役である事は間違いないですね。
さぁ下半期にはオレンズネロに匹敵する、
話題の文房具は登場したのでしょうか?
それではいってみましょう!
目次
年に1回の文具の祭典 ISOT開催!
今年の7月5日・6日・7日の3日間で開催された、
国際 文具・紙製品展=通称ISOT。
年に一度の文具の祭典が、
下半期で一番の大きなイベントだったと思います。
Life Paletteが開設してから、初めてのISOT。
この会場で発表される、
『日本文具大賞』も大きく注目されました。
ISOTとはどんな展示会なのか、
日本文具大賞とはどんな賞なのか、
こちらの記事でご紹介させて頂きました。
年末の漫才の祭典『M-1グランプリ』と似ていて、
ここでグランプリを獲得すると、
文具界でも一躍注目の的となりますね。
下半期の文具を語る上で、
このISOTは外す事の出来ないイベントだと思います。
そんなわけで、
まずは日本文具大賞のグランプリを受賞した、
2つの商品のご紹介です。
日本文具大賞機能部門グランプリ カール事務機 エクスシザース
日本文具大賞の機能部門でグランプリを獲得したのは、
カール事務機のエクスシザースです!

元々カール事務機さんは、
クラフトパンチや鉛筆削り、
デスクカッターなんかで有名なメーカーです。
それがなんとハサミを新商品として発売!
しかも、文具大賞のグランプリまで獲得!
ダブルで驚きでしたね。
このハサミの特徴は、
従来の2倍の3mmというぶ厚さの刃。

……ん、ぶ厚い刃?
こないだもなんか書いた様な気がする。
これだー!!
岐阜県関市のニッケン刃物のハサミを、
先日ご紹介しました。
なんと、このエクスシザースの刃も、
同じ関市で作られたのだそうです!
刃物の町関市、恐るべしですね。
9月発売予定でしたが、
少し遅れているようですね。
定価7,000円とかなり高価ですが、
職人技の詰まったこのハサミ。
興味がある方はぜひ!
エクスシザースの詳細は、
以下の記事でも紹介しています!
日本文具大賞デザイン部門グランプリ ぷんぷく堂 あなたの小道具箱
続いてデザイン部門のグランプリ、
ぷんぷく堂のあなたの小道具箱です!

ぷんぷく堂さんは、
千葉県にある小さな文具屋さんです。
店主の櫻井さんが『あったらいいいな』を形にした商品。
その一つがこのあなたの小道具箱です。
シンプルなんだけどしっかりした作り。
パスコという硬質紙を職人さんが加工し、
一つ一つ手作りで作られています。

買った人が長く使える、
そんな”使う人目線”がうれしいですね。
ぷんぷく堂さんには、
他にも‟良い”商品がたくさんあります!
先日お店にも足を運んで、
楽しい時間を過ごしました。
グランプリ受賞の2つの商品が、
日本のモノづくりを支える、
職人さんの手を借りて作られた商品。
値段や派手さではなく、
ただ質が良いという事が評価されたことが、
とてもうれしかった今年の日本文具大賞でした。
子供の目線に立った鉛筆削り ソニック トガリターン
続いては、日本文具大賞グランプリを逃した、
ソニックのトガリターンです。

‟機能”と言われると、
この商品が一番しっくりくるかな、
と思ったのがこのトガリターン。
『芯がトガると鉛筆が自動で出てくる』
なんて画期的な機能なんでしょう!
しかしこの機能もさることながら、
ダストケースのこぼれない工夫など、
使う子供たちの事を考えた機能。
こちらも素晴らしいと思います。
テレビで紹介 人気も上昇中!? 共和 たばねバンド
10月8日の『所さんお届けモノです!』、
そして11月1日には『スッキリ』でも取り上げられた、
話題の商品。
それがこのたばねバンドです!

2016年に発売され、
新聞などでは取り上げられていたたばねバンド。
今年に入ってテレビで取り上げられる機会が、
増えてきました。
スッキリでは文具ソムリエールの、
菅美里さんが『主婦に役立つ文房具』として、
紹介していらっしゃました。
今年100周年の伝統を誇る、
輪ゴムメーカーの共和。
その新たな挑戦であるたばねバンドが、
ここからさらに人気になって欲しいですね!
2017年グットデザイン・ベスト100&グッドデザイン賞特別賞受賞! テープノフセン
続いてはちょっと番外編。
2017年の4月にご紹介した、
ヤマトのテープノフセン。

このテープノフセンが、
グッドデザイン・ベスト100に選ばれました。
この賞はグッドデザイン賞の中でも、
特に審査員の評価が高かったものに
贈られる賞なのだそうです。
さらに!
続く11月にはグッドデザイン特別賞[ものづくり]を受賞!
こちらは
『2017年度に選ばれた中小企業のグッドデザイン賞受賞対象の中で、
製造業または情報・サービス業のデザインとして
特に優れていると認めるものに贈られる賞』
との事で、なんと驚きのダブル受賞!
ヤマトと言えばヤマトのり。
あの地味な伝統的なデザインの、
のりを作っているメーカーです。
そんな老舗メーカーがグッドデザインで、
ここまで高く評価されるなんて!
うれしい限りですね。
ワンコインでお釣りがくる、
手に取りやすい商品です。
ぜひ一度使ってみてください。
まとめ
2017年の下半期のおすすめ文房具、
いかがだったでしょうか。
上半期ほど新製品の数はありませんでしたが、
機能性やデザイン性に優れた文具たちが多数ありました。
上半期で人気だったオレンズネロを筆頭に、
シャーペンのノノックや
消しゴムのピュアスリム
に負けないくらいの機能性文具たちが多数ありました。
また、ISOTを始め、
やはり文房具がメディアで取り上げられる機会が、
とても増えているように感じますね。
ちなみにISOT開催日の7月5日の、
ツイッターのトレンドランキングで、
『#ISOT』は38位に入っていました。
みなさん、大いに注目して頂いたみたいですね。
このまま文具の人気が続いてくれることを、
心から願わずにはいられません。
それではまた次回の記事で。
健康と共にあらんことを。
コメントを残す