そろばんが作れる?!兵庫県小野市のそろばんビレッジでそろばん作りを体験!







みなさん、こんにちは~。
Life Paletteのいつきです。

今回とりあげるのは、そろばんです!

計算機やパソコンの普及と共に、
使用する機会も減っているそろばん。
町のそろばん教室も
昔に比べれば少なくなりましたよね。

でも実は小学校の教育要綱から、
そろばんは一度も外れた事がない
んです。
確かに実務的な場面でそろばんが使われる事は、
ほとんどなくなってしまいました。
しかし最近では右脳の発達を促す“教材”として、
再評価され始めています。

そんなそろばんを自分で作れる教室があると聞いて、
アレックスと一緒に少し遠出をして体験してきました。

そろばん制作教室 “そろばんビレッジ”とは?

そろばんビレッジの詳細

日本国内には島根県奥出雲町兵庫県小野市という、
そろばんの二大産地があります。
前者で作られるのが雲州そろばん
小野市で作られるのが、
今回ご紹介する播州そろばんです。

この兵庫県小野市にオリジナルそろばんを制作できる、
“そろばんビレッジ”があります。

電車だと新神戸駅から最寄りの駅まで1時間半。
ちょっと遠いので車の方がオススメかな?
前に車も停められますよ。

火曜日は定休日ですが、
土日、祝日も開催しています。
詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。

そろばんビレッジとはこんな所

兵庫県神戸市から北へ1時間弱。
山間の小さな町の中にそろばんビレッジはあります。
外観はこんな感じ。

中に入るとまず驚くのがこの天井。

なんと全てそろばんなんです!

かかってるすだれもそろばんの珠!

教室の奥にはすっごい長いそろばんも
飾ってありました。

数十万円するそうですよ!

壁際には色々なそろばんや……

木製のおもちゃなども並んでいます。

11時前ぐらいに着いたのだけれど、
すでに先客もいらっしゃいました。

後からも続々とお客さんが来ていて、
本当に大盛況でした。

やっぱり子供連れのご家族が多くて、
おっさん二人の私達を
子供たちが不思議そうに見ていました(笑)。

15桁のオリジナルそろばん作りスタート!

それでは、早速そろばん作りスタートです!
作れるものはこんな感じ。

私は5桁のそろばん1を。
アレックスはそろばん時計をそれぞれ作る事にしました。

15桁のオリジナルそろばん作り

まずはわたくしいつきのそろばん作りから!

教室で用意してもらった木製の型に、
そろばんの枠をはめる所からスタート。

カラフルな木枠がいっぱいあって、
ここからすでに迷ってしまいます。

枠の色が決まったら、今度は珠(たま)です。
11色の珠の中から好きな色を選びます。

……また迷う迷う(笑)。

選んだ珠を竹製の芯に入れて、
型の上に置いていきます。

こんな感じですね。

最初は斜めに色が変わる様にしようとしたのですが、
思い直して芯ごとに色が変わる様にしました。

この時点でもう1時間近く経っていました!
夢中になっててあっという間です。

珠の配置が決まると、また別の型が出てきます。
こちらにそろばんの天珠と下の四珠を仕切る枠を置く。
そして竹製の軸をトンカチでトントン叩いてセットする。

上下をひっくり返して天珠を軸に通します。

うーん、この時点でもうキレイ

さぁ次は上部の枠に、
この珠をセットした軸をはめます。
またひっくり返してトンカチでトントンと…。

それが出来たらいよいよ下の四珠を、
軸にセットしていきます。
そろばんらしくなってきました。

最後にタテの枠を挟むようにして、
上下からネジで留めれば完成です!

どうですか?
結構キレイに出来たと大満足です!

玉色選べるそろばん時計作り

さてアレックスが選んだそろばん時計作りは、
どんな感じでしょうか。

まずは型に長さの違う竹製の軸をセット

こちらに、そろばん作りでも使った、
カラフルな珠をセットしていきます。

以上!(笑)

そろばん時計は自分でやる作業はここまで。
あとは教室の方が時計にセットしてくれます。

でもこの竹軸に珠をセットするのが、
相当大変そうでした。

そろばんの方は珠が動かなきゃいけないので、
竹軸に対して珠の穴が大きい。
だけど時計の場合は、
もちろん珠が動いちゃいけない
6時のとこなんか下向いてるから、
抜けちゃいますからね。

だから結構軸に対して珠の穴が小さくて、
通らないのも多くて随分と苦労していました。

完成した時計がコチラです。

なかなかカラフルで見た目もいいですね。

おしゃれに魅せる木のホルダー作り

最後におまけでもう一品作ってみました。
そろばん型のキーホルダーですね。

まずはホルダーになる木の枠と、
好きな色の珠を5つ準備します。

下から竹軸を通しながら、
まずは下の4珠をセットします。

最後に天珠も竹軸に通して完成です!

こちらは簡単でよかった(笑)。

まとめ:そろばんを作るという貴重な体験が出来る教室

今回はそろばんを作るという、
貴重な体験をしてきました。

冒頭でも書いたように、
生活の中では触れる事が少なくなってしまったそろばん。
でもその学習への効果は最近見直されています。
それを証明するかの様に、
沢山の方がそろばん制作に訪れていました

特に家族連れが多かったので、
お子さんへの教育という面での意識や興味は、
むしろ増しているのかもしれませんね。

自分で作ったそろばんだったら、
喜んで使ってみようと思う子供たちも多いのではないでしょうか。

夏休みも残り2週間。
子供たちをどこに連れて行こう?
と迷っている親御さんには、
このそろばんビレッジはおすすめですよ!

次回はこのそろばんビレッジを運営している、
そろばんメーカーダイイチをご紹介します。
合わせてそろばんの町、
小野市についてもちょっと触れたいと思います。

それではまた次回の記事で!
健康と共にあらんことを。


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