まるでオレンズネロ?折れない・ノック不要 オートの新作シャーペン ノノック!







みなさん、こんにちは!
Life PaletteのMTです。

以前にご紹介したオレンズネロ、随分と話題になっていますね。

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ぺんてるの「オレンズネロ」は最強の折れないシャーペンだ!?最新レビュー!

先日ユーチューバーのはじめしゃちょーも、
ついにオレンズネロの紹介をされていました。

これがさらに人気の追い風になるのでしょうか。
今後も注目ですね。

さて、今回はそんなオレンズネロ人気の中で、
ある意味ひっそりと発売された新しいシャーペンがあります。
そちらをご紹介いたしましょう!

老舗メーカー オートの新作シャーペン ノノックも折れずにノックもいらない!

最近の文具業界では、シャーペンは大きなブームになっています。
そんな中で今まであまり前面に出ていなかったメーカー、
オートから発売された新作シャーペンがこのノノックです!

◎オート ノノック
・定価:500円(税抜)
・芯径:0.5mm
・軸色:ブルー・イエロー・ピンク
シルバー・ブラック

メタリックなアルミ製ボディに、ペン先は少しマットな黒。
そしてなにより特徴的なのはその軸の形。

こんな風に真ん中が凹んでいる形。
あまり他のシャーペンには見ない形ですよね。
うん、結構見た目はいい感じじゃないか!

そして注目すべきはその機能!
パッケージにもこんな風に書いてありますね。

『ノックなしで書き続けられる!』
『そして折れない!』
この2つの機能はオレンズネロとまったく同じですね。
それではその自慢の機能を見てみましょう!

“ノックがいらない”自動芯出し機構”の元祖はオートから!

オレンズネロにも搭載されて話題になった、この”自動芯出し機構”
でも実はこれ、オートは数年前からシャーペンに搭載して発売していました。
この辺りを色々と調べてみたのですが…なにせ情報が少ない。
ホームページを見ても特に説明がないんですよね。
正確な情報がわからないので、ここではあまり触れませんが、
ホームページのシャーペンのカテゴリーを見てみると…。

参考:オート公式HP オートシャープカテゴリー:http://www.ohto.tokyo/ohto/eItemList.asp

オートシャープというカテゴリーにはすでに6種類も商品があります。
なるほど、オレンズネロが出てから真似した訳ではないんですね!

そして肝心のノノックの自動芯出し機構はというと、
オレンズネロと同じ様になっています。
先端にバネが搭載されていて紙面から芯が離れた時に、
芯を掴んで前に押し出す機構です。

今やシャーペンでは当然?ノノックの芯が折れない工夫とは。

ここの所発売されるシャーペン全てについてるのではないかと感じる、
この“芯が折れない機構”。
ノノックが搭載している折れない機構は、
“ガイドパイプで芯をガード”というものです。
オレンズやクルトガで採用されているパイプスライド式というやつですね。
参考記事はこちら。

ただこのノノックのガイドパイプは少し変わっています。
こんな感じ。

他のメーカーは本当に“The パイプ!”っていう感じでしたが、
ノノックのガイドは通常のシャーペンのペン先そのままっていう感じ。
その代わり・・・なのかはわかりませんが、
他のパイプスライド式に比べて、芯をある程度出さないと書けない。

オレンズなんて、ほとんど芯が見えないぐらいで書きますからね。
0.5mmと0.2mmの芯の細さの違いもあるかと思いますが、
普通のシャーペンのペン先で芯をちゃんと守れる機構になっているわけです。

オートの新作シャーペン ノノックはオススメ?

今回この記事を書く上で、とても悩みました。
初めてオートさんの商品を取り上げるので、やっぱり褒めてあげたい!
そう思ってはいたのですが
・・・すみません、今回はちょっとおすすめとは言えないですね。
それは一体どうしてか。

①まず重い!

うん、もう持った感じがかなり重い。
ちょっと比較してみましょう。
オレンズネロは16.5g

そしてノノックは20.5g

オレンズネロでも少し重みを感じるのに、それよりさらに重い。
さらに気になるのは、その重心の位置です。
オレンズネロとバランス比較を見てもらえれば一目瞭然です。
まずオレンズネロ。

次はノノック。

先端を重くする事で書きやすいとされるシャーペン。
その流れに逆行する様な後ろが重い本体は、
やはりちょっと書きにくさを感じます。

②アルミ軸が滑る!

一応持ち手の所に溝があるのですが、これがすごく浅い。

だからあまり指を置いてもひっかかりがない
そして上でも上げた様に本体が重いので、
手の中で滑ってしまう感覚があります。
ただこれは私の握力の弱さが原因かもしれませんので、
あくまで個人の感想です。

③時期が悪い!

もうこれはただの言いがかりです(笑)。
オレンズネロが出たこの時期に同じ機能でぶつけてくるのは、
ただただ無謀としか言いようがない!

今回このノノックに軍配が上がる点と言えば
……定価500円という価格面でしょうか。
でもこれはオレンズネロに3,000円の価値がなかった時に、
メリットとして生きる所です。
オレンズネロが3,000円の価値がある!という評価を受けている中で、
500円で性能がイマイチだというのは、結果価格の低さがデメリットにすらなっている。
これではオレンズネロの引き立て役になってしまいそう!

まとめ:でもオートさん、私は嫌いじゃないんです!

いいわけでもなんでもなく、わたくしMTはオートさん嫌いじゃありません!
むしろ色々な初めての商品を作り出した偉大な!でも地味!
っていう以前紹介したプラチナ万年筆にも通じる私好みのメーカーさんなんです!(笑)

しかし今回は・・・オレンズネロのあの性能と比較せざるをえない状況だと、
どうしてもノノックの評価は少し厳しくなってしまいます。
もちろんオレンズネロは商品供給が追い付いていませんし、
そもそも高くて手に入れられない人もいると思います。
しかしそういう人たちがオレンズネロの代替として、
このノノックを選ぶというのはちょっと厳しいと思います。

元々重めのシャーペンが好きっていう人には、
折れないし連続筆記機能もある、そして安い!
という点では、おすすめ出来る商品かと思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
健康と共にあらんことを。

~2017年6月17日 追記~
2017年上半期のオススメシャーペン記事でも紹介しました!
他のオススメシャーペンも併せてご覧ください。


10 件のコメント

    • コメントありがとうございます!
      なかなかいい子ですよね(^-^)
      ノノックファンが増える事願いましょう!

  • 私もオート社は嫌いじゃないです。
    だって色々面白いもの作ってるし、オートのペンって使ってる人あまりいないからクラスでも目立つし(^ ^)

    • コメントありがとうございます!
      オートさんのペンはいいのが多いですよね(^-^)
      愛用してあげてくださいね!

  • 時期が悪い!とは思わない。猫も杓子もオレンズネロって言ってるけど、0.2mmや0.3mmが嫌いな人もそれなりにいると思う。オレンズネロでブームになっているこの時期だから良いかもと思いました。0.2mmや0.3mmは嫌いだから私はオレンズネロは買いません。ノノックは近くで見かけたことがないので見かけて使いやすければ買うかもしれません。

  • ①まず重い!・・・私事を先ほどから連呼してすみませんが私は太くて重いぺんが好きです。ただ滑るぺんは嫌いです。ノノックの売りは、価格差と0.5mmではないでしょうか。

    • コメントありがとうございます。
      確かにそうですねm(_ _)一般的に使用が多いのは圧倒的に0.5mmのシャーペンです。
      そうなるとノノックは選ばれる方も多いと思います。
      現状メーカーさんも人気で品薄みたいですよ!
      使う機会がありましたらまた感想教えてくださいね(^_^)

    • コメントありがとうございます!おそらくあると思いますが、なくても取り寄せは可能です(^_^)
      ぜひ使ってみてください!

  • 趣旨からずれてしまうが、正直オレンズネロには3000円もするんだからただの自動繰り出しで終わって欲しくなかった。テクノマティックの某機能をつけるとか。芯径の問題とか有りそうだが。

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